最低限知っておきたいオンラインカジノの仕組み

友達などが、自慢げに自分がオンラインカジノでお金を稼いでいるなどと言ってくることがあるかもしれません。
あるいは会社の同僚などと話をした時、オンラインカジノにはまっているなどと言う人もいるでしょう。
最近は、若い人を中心にしてこのような遊びが流行っています。
スマートフォンで手軽にできることから、多くの人が参加するのもうなずけるところかもしれません。
これに参加するためには、登録が必要になりますが登録をする場合やはり多くの人は心理的抵抗を感じるはずです。
抵抗感じる理由の1つは、海外の会社が主催しているからです。
日本の会社が主催すると、賭博罪が適用されてしまうためこれを行うことができません。
結果的に、海外の会社が主催することになりわけです。
といっても、もともと日本の会社からスタートしたわけではなく、海外の会社は1990年代に始めたのがオンラインカジノになります。
まだインターネットが普及して間もない頃、このような遊びが出てきたといいます。
海外は、日本にはないカジノと呼ばれる基盤があるため比較的すんなりと多くの人が参入することになりました。
日本で流行し始めたのは2015年以降になりますがそれまではなかなか日本に上陸してきませんでした。
これは、日本でカジノと呼ばれるものがあまり流行していなかったからといえます。
そもそも日本では法律上これをすることを禁止しています。
結果的に、日本が主体となってオンラインのカジノが広まる事はありませんでした。
では、オンラインの場合日本の賭博罪に該当するのか問題になりますが、結論から言えば該当する事はありません。
なぜなら、場所を提供している人がいる場所を提供している人とは、いわゆる主催会社が場所を提供することになりますが、オンライン上では場所と呼ばれる概念がないため、法律に当てはめても構成要件に該当しません。
そのため、法律上特に問題はないといえます。
ただ今後法律が変更される可能性もありますので、その点は注意をしたいところです。
実際にカジノをスタートしてお金をかけるとなれば、抵抗がある人も多いでしょう。
そこで主催会社は、登録しただけでなんとボーナスをもらえる仕組みを採用しています。
ボーナスといっても、100円や200円ではなく数千円のものがもらえるわけです。
このようにもらうことができるのは、やはり多くの人が参入しやすくしているためと言えるでしょう。
そして、登録して遊んでもらい、その後入金してもらうことが目的になりますが、この場合でも数千円から数万円のボーナスをもらうことができます。
10,000円も登録していないのに10,000円以上もらってしまって申し訳ないと感じる人もいますが、主催会社は、それでも良いと考えています。
なぜならそれでも十分な儲けを出すことができるからです。
どのように儲けを出すかと言えば、それは人件費をなるべくかけないことです。
人件費は、一般的なギャンブルと異なりそれほどかかりません。
例えばラスベガスやマカオにある本場のカジノなどと比較しても出費が大きくないと言えるかもしれません。
ラスベガスなどでは、大きな建物に数百人のスタッフが在住しています。
そうすると、それぞれスタッフの人件費がかかるわけです。
数万ドルから数百万ドルの人件費がかかるケースがあるかもしれません。
そうすると、おのずと負担が大きくなり還元率も低いものとなります。
還元率が低ければ、プレーヤーとしても負ける可能性が高いためスリルを味わうことがなかなかできません。
一方でオンラインで行うものに関しては、それほど人件費がかかりません。
なぜならネット上で一斉に行うことができるからです。
ディーラー等も存在しますが、その人数も限られており決して多くの人件費がかかるとは言えないでしょう。
もう一つは、テナント代がほぼかかっていないことが魅力になります。
通常場所を提供する場合には、そこのテナントを借りることになります。
仮に所有している場合であっても、固定資産税を支払わなければいけません。
これは日本の場合に限られますが、毎年10万円単位の固定資産税を支払い国に納めるわけです。
ところがオンラインで行う場合には、建物がないため固定資産税等は一切関係ありません。
結果的に、還元率を高くしても問題ないわけです。
ちなみに、ボーナスに関して注意点が1つありますが、それはすぐに換金できないことです。
もし3000円位のボーナスをもらった場合すぐに換金できたとすれば、主催会社は大きな損をしてしまうことになりかねません。
このような抜け道を防ぐため、会社によってはボーナスの20倍のお金を稼いでから予約換金できる仕組みを採用しています。
そうすると初回に3000円もらった場合には、60,000円以上のお金を稼がなければいけないことになります。
そこまで到達できれば良いですが、到達できない人も多くこの点を理解してからスタートするのが良いといえます。